ひそかに進行中。だけど…

春です。なんだかもうすっかり春です。ビックリするくらい春です。
そして、季節が移り変わるなかで、ベビスネプロジェクトは、音源の制作を進行しております。

namakemono-kari

2011年から、それまでのバンドや、「カラオケ+エレキ+歌」のスタイルを変更し、アコギをかかえてのライヴが活動の中心になりまして、そちらでコンスタントに続けております、が、直前に作った「Rainmaker」がけっこうゴリゴリのエレクトリック・サウンドでして、それはそれですごくこだわりのあるモノではあるのですが、活動をしていく中で「こんなん、やってまんねん」とアッピールする材料、あるいはライヴ観た方の「この演奏のCD欲しい」に応えられない状況が続いておりまして。

そこで、(春ですし)ようやく重い腰を上げ(水面下で色々リサーチはしておりましたが)アコースティックギターと歌を中心とした、音源制作を本格化させようと!

題して「生獣(なまけもの)」

全編、ほぼアコースティックギターのサウンドにて展開するので、それに関する技術をけっこうリサーチしました。マイキング、マイクプリ、EQやコンプ、もちろん奏法など…。

もちろん、そこはそれ、単にフォークソング部的なもの(それもむっちゃ好きなんですが)だけではなく、サウンドはこだわりぬいて作っていく所存であります。一発どりの割合を増やしたいのと、ルームアンビエンスもたっぷり収録したいので、オーディオ・インターフェイスも同時入力の多いものにアップグレードしました。マイクもいつものSM57一択ではなく、ちょこっと奮発して、コンデンサーマイクもいくつか購入しましたし、ライヴで使っているピエゾピックアップ用セッティングもすでに30種類くらいになっております。さらにひょっとすると「エレアコをベースアンプにつないだものをマイク録り」とか、「オケを喫茶店で鳴らしてそれに合わせて歌ったものをマイクで録る」とかそういったヘンな音も混ぜていくかもしれません。なので、生音をマイクで収録したもの、というよりは、あくまで「アコースティックギターを中心にした演奏と歌」のアルバムになると思われます。

ライヴで好評のベビスネオリジナルソング(ニッカポッカ、方舟、Rainmaker、等…)をパッケージして、みなさんライヴにきて一緒にシングアロングしたり、「ヘイ!」とか参加してもらえると嬉しいなと妄想しております。

が…。

ここでこう書き出したのに、実は、資金が尽きてしまい、現在ちょっと作業がストップしております。
できるだけコストをかけずに、地道に収録していこうとは思っていますが、目指す音源の性質が性質なだけに、あるいはエアもの(エレキやシンセをMacにぶっ挿して、ではなく、マイクを立てて収録するもの)が多かったりで、収録も普通のリハスタでは、隣室でドラムを叩いていたりすると、もろに拾ってしまうので、しかるべきところを時間いくらで借りなければならず、毎回限られた時間でマイクを立て、真空管をあたため…とやっているとなかなか進まず「自宅でのプリプロ、デモのデモのデモ」からあまり進まない状態になっております。

さらに、マスタリングは今回、プロにおまかせしようかと思っているのですが、その費用もハッキリ言って計上できておりません。プレスも自前でやるのか、等、(主に資金と時間の)問題難題は山積みでございます。

が、しかし、やると決めたからには、やるしかないのです。いよいよ、生活のコストを削っていくしかなくなってきましたが、それはそれ。いいのができればそれで良いのです。つか、ここに書いたことで退路を絶ったのであります。

販路の展開も、ライヴ会場で手売り、配信、通販…。媒体もCDでもいいんだけど、スマホアプリにしてしまうのも面白いと思ったり。あるいは24bitのハイレゾ音源をカセットテープに入れたもの、とか。正攻法でアナログディスク(ヴァイナル)を作るとか、色々考え中です。

まだまだ、本チャンに入るまえに色々模索しておりますので、そういったトラックをサイトにアップしていくつもりでもあります。

かなり疲弊しておりますが、みなさま、応援・声援、よろしくお願いいたします…。

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