なんでもいいから動けよ

第三話 なんでもいいから動けよ

オチは犬を飼うことを揶揄しとるわけではありません。タイミングのはなし。

さいとう・たかを氏の「サバイバル」というマンガを1巻だけ読んだことがありますが、人類最大の敵ってネズミかもしれないと。たとえば小型犬とかって、ああいう小動物から貯蔵した食物を守ってくれる種類なんですよね確か。犬も猫も、見落とされがちですけど、人間が文明を作り上げていく過程で、なくてはならない異種の仲間だったんではないかと。

何が言いたいかというと最近、保健所へ連れ込まれるワンとかニャンの話題を目にしたり耳にしたりが多いのです。そりゃ家畜をぶっ殺して食った同じ口で簡単に動物が可哀想可哀想と声高には言えないかもしれないけれど、なんとかならんかなと思うのです。犬も猫も、すでに野生の種ではなく、人間の手によって今の姿となった生きものです。特にワンにかんしてはこうやって社会の一部になっていく割合が高いわけですし、ちょっとでもよい共存の仕方、ないものでしょうかね。

生きものを飼うって、臭かったり汚かったり、色々悲しくなったりすっごいお金かかっちゃったり、死んじゃったり、色々なんですよホント。そこから命をあずかることをスタートして欲しいなって。それを超えて生き物たちと暮らすことって、ホントに素晴らしいです。僕自身はいまだにペットロスの後遺症で、なにか飼うとなると二の足を踏んでしまってますが。

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