紙粘土とわたし

今日は、音楽とは関係のない話題で攻めるBabySnakeです。

わたくし、音楽以外にも、手を動かしてなにかを作ることが大好きで、というか、ほとんど病気とかオブセッションに近いくらい、なにか手を動かしていないと、どこか自分の中の回路が焼き切れてしまいそうになる面倒くさい性質でありまして。

で、昨年末からちょっと自分のなかでアツいのが、100円ショップの「紙粘土」工作。100円ショップ、そして紙粘土とあなどることなかれ、一昔前のものとはちがい、乾くといささか粉っぽいところも含め、まるでフォルモ(石粉粘度)のようになめらかで細かい造形ができます。ああ、子供の頃にこういうのが100円とかで手に入ったらなぁ…と溜息をついてしまうほど楽しいマテリアルです。

それと、粘度ベラや、マグネットなど、まとめて100円ショップでどーん、と買ってきて、思いつくままに工作したりしてます。忙しいのに、なにしとんねん、というむきもありましょうが、こういうのやってないと死んでしまいそう…。

カエルのようでカエルでない
で、このようなムタイな造形(マグネット入りで、冷蔵庫とかに貼り付け可能)をやったり、ちょっとここには掲載を躊躇するようなものも作ったりしておりました。

ところで、わたくしはベルツノガエルというカエルに「ホセ」と命名して、10年にわたり飼育しておりましたものを、ちょっと前に不注意から死なせてしまい、激しいペットロスに苛まれておりました。感情の見えない両生類とはいえ、10年も過ごすとこれは大変なものです。寿命や自然死ならともかく、管理不行き届きにて死なせたショックは非常に大きいものでありました。

とはいえ、カエルが好きであることには違いはなく、新しい個体を飼い始めるとまではいかないものの、自分関連の意匠などには、おりに触れてカエルをモチーフにしております。

今回は、ホセを紙粘土で作ってみました。

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芯材は、トイレットペーパーをきつく巻いたもの。なんとなく、紙であることと、水で溶けるというところが紙粘土と親和性高そうに感じたので。本当はもっと固いもののほうが適していると思われます。乾燥すると変形しそうだし。

今回は、写真もなにも見ずに、記憶の中のホセの姿だけをたよりに作ってみました。ので、けっこうデフォルメがキツいというか、明らかに手のつき方とか間違っている気がしますが、次回はきちんと作ってみましょう。

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ちなみに、同時にこういうマズいカタチも作っておりました。こちらはマグネット入り。でも、だからどうだってんだ(笑)

けっこう長い間、ペットロス(ホセロス)で苦しんでいましたが、「生き物を飼うということ」という本を読み返して、ずいぶんとラクになりました。飼っている人、飼いたいと思っている人、生き物を飼っていた人、そして飼っていた生き物との別れを体験し、つらい思いをした人・している人、すべての人にオススメの本です。

…が、どうやら中古しか流通していない模様(T_T)
でも、下にamazonのリンクのっけときます。中古だってなんだって、いい本はいい本なのです。

というようなところです。

また、なにか飼おうかな。でもそうすると部屋を空けられないし。うーむ。

それよりコレ、ちゃんと完成させないと。造形をつめて、着彩してニス塗って…。ああ楽しい。


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