イタリア トスカーナ ワイン紀行 2006.5.6 「屋根のない美術館その1」

7:00のモーニングコールで起きて、せっせと用意したのだが、朝食におくれてしまったダメな私たち。

朝食は前述したとおり同じラインナップ。だ、が!卵がもうなかった… orz。悔し紛れにコーヒー2杯飲みました。

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今回は、写真がないので、資料っぽいものでお送りします。これは、宿泊したホテルのルームカード。なんか、1度消したような怪しい痕跡もみうけられるものの、チェント・ヴェンティ(120号室)って書いてあるでしょ?

今朝は食事をフルスピードで切り上げて(コーヒー2杯は飲んだけど)Mercato centrale(フィレンツェ中央市場)へ行くのであります、Go!

昨日行った噴水レストランのすぐ近く。一瞬、どこが入り口かわからなかったのだが、市場というか、体育館に見えるくらいの大きさであります。ほぇー。

うひょー!いろんなものが売ってあります。

山盛りのドライトマト、乾燥ポルチーニ茸。肉屋さんの店頭には子ブタちゃんが丸ごととか…。

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これはその日の思い出しスケッチ。Moleskineの手帳がほぼこんな絵とコマカイ字で埋まっていて目がチカチカする。

あまり「観光地」というわけでもなさそうなので、撮影は控えたが、断って撮らせてもらえばよかったと今頃後悔。

まぁ、とにかく2Fまであるのですが、色とりどりの野菜や果物なんかで(そういえばアンチョヴィ以外の海産物を見かけなかったが…見落としてしまったのか、そういうのは売っていないのかな?)目がくらみそう。地元の方々も利用されるみたいなので、露骨な売りつけも感じられなくて、楽しい。アーティチョークとか、おばけみたいな南瓜とか、あと、なんとゴーヤも売っていた!

c0004670_22453623本文とは関係ないブツがきます。これは、サッシカイア直営のお店、OSTERIA-ENOTECA SAN GUIDOのショップカード。

ロンドンのソーホー(のチャイナタウン)で隼人瓜を「合掌瓜」という名前でうっているのに出会ったときもなんか吃驚したが、ふつうのゴーヤが普通に売られていました。はて、どのようなイタリア料理になるのでありましょうか。興味深い。

で。

でだ。

ここからは手帳につけていた日記のほぼ原文ママになるのだが。

ここまで書いて思ったのだが、実は、Googleのマップでも参照していただくとわかるのだが、フィレンツェは、赤瓦で有名な街。ゴーヤ、赤瓦、二階建ての市場…。ときて僕の心の中に浮かんだのは。

実はフィレンツェは沖縄なのでは!?

である。ああああ脱力。

しかし、沖縄をよく知らないナイチャがはじめて沖縄を訪れたとき耳にする「めんそーれー!」は「イタリア語にきこえる」という話を耳にする。

実は…実は!!

おっといけねぇ、このままでは清水義範になっちまう。

余談ながら、かなりファン、というか彼の影響下にありますです僕。人を惑わすためのポジティヴな知の乱用。たとえば「蕎麦ときしめん」の中の「序文」という作品をぜひご参照ください。バカバカしいことにバカバカしいまでの技量と労力を割き、結果とてつもなくバカバカしいことをやりとげるということや、そもそもバカバカしいということはなんて崇高でバカバカしいことなんだ、と感じさせてもらえます。初めて読んだとき(中学生でした)は、アゴが外れそうになりました。

脱力コーナーはこのへんにしておき、マーケットの中をうろつきます。

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これは、噴水のお店のショップカード、上と下で裏表になっております。非常にかわいいです。

とかくチーズとかハムとかが激烈に魅力的なのだが、まっとうな方法で行くとこれらは検疫にひっかかってしまうので、おみやげとして祖国にお持ち帰りはできないのでございまして、さらに個人的に豆マニアなので、色とりどりの豆類は非常にとても極めて魅力的でありましたが、どうもKgとかそういう単位での量り売りでございまして、手が出せねぇのであります。重いの却下。

うーん、オミヤゲ…。

でも、ドライトマトとかオリーブオイルはよいかもしれない。でも、なんだかなー。割とメジャーだし、日本でも絶対売ってない、ちうわけでもないのですね。

なんかその、「いったヤツにしかわからない、決定的なスゲーもの」というような絶対的なアドバンテージが、僕の考える「オミヤゲ」には必要だったりするのですよ。あと安価だということ。

そういうのに出会うまではとりあえず保留かな。

でも、おもしろいビンに入ったスパイスオイルを見つけたので購入!

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これも写真とってないです…。スケッチして気が緩んだのか??

とりあえず見学を終了して、ホテルに帰って、とりあえず脱糞して、とりあえず本日のフィレンツェ市内見学に向けて、とりあえず集合せねば、と思ったのだが、部屋が清掃中で、スタッフの女性にとりあえず「モメント」といわれ、その時はまだB1Fの豪華トイレの存在を知る前。ひたすら部屋の前で顔色を変えてみる。

などとやっていたら、とりあえずまたしても集合に遅れましたよ。がくー。

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