楽譜かきまくりです。

楽譜かきまくり
次回 2015-01-22 のロッキートップのライヴは、素敵なゲストシンガーを迎えてのステージとなります!

そこで、いままで無我夢中でやっていたアレやコレを、特に歌にハモりをつけてもらったり、追っかけコーラスなどをアレコレする際に、まぁリハで実際にやってみて口だてというか、そういう風にやることも多いのですが、今回とくに入り組んだカヴァーものは、妄想アレンジをふくめハァハァしながら楽譜を書いています。

自分だけでやる時はだいたい、コード進行やリフ、ソロなんかを耳コピしたらほぼ暗譜、歌詞とコードだけ書いた紙でだいたい練習するか、アレンジが必要な時はLogic Proにちょこちょこっと入れて、またそれを覚えるようなカタチなので、いわゆる「書き譜」はあまり使わない日々です。あってもリードシートとか、それに準じるものがほとんどで、あとはいわゆる「明星の付録」みたいな状態。

しかし、それだけではアンサンブルする時は非常に不便でありますので、これまでも鍵盤などでゲストに参加してもらう時などは、たとえば楽譜(市販のバンスコを含む)を引っ張り出してきたり、自分で耳コピして書いたり色々してましたが、コレって、自分の頭を整理する際にも役に立ちます。

もちろん、ルネサンス/バロック音楽の現場で演奏するときは、(初見でどうこうという現場はないものの)楽譜を見ながらの本番がほとんどですが、ロックギター屋のご多分にもれず、鍵盤や管の人たち、さらにギターでもクラシック・ギターの人たちと比べると圧倒的に楽譜の読み書きに弱いわたくしです。

実際、「楽譜ありき」ではない音楽といえばそうなのですが、こうやって楽譜に書き起こしてみて気づいたり、たとえば人様の曲など、ヴォーカルのメロディラインや、ギターソロなどをしっかり採譜してみると、その「歌いまわし」がやっと理解できたりします。一聴してコピーしてみるのと、書き取るのとでは圧倒的に違ったりするので、たいへん勉強になります。

わたくし、音大はおろか、そういうきちんとした音楽教育を一切受けておらず、ほぼすべて独学ですので、まず書く前にKeyや拍子を聴きとったりで、エラいことリソースを費やしはしますが、得られるモノは毎回とても大きいです。

たとえばプログラミングでも、サンプルコードを見て、「ふんふん」と思って、いきなり自分のやりたいことをゴリゴリ書いていく事が多いわたくしですが、たとえばまったく新しい言語にチャレンジする時は、きちんとサンプルコードを「写経」(あまり好きではないですが)して動きを確認してみて、コメントをたっぷり入れてカスタマイズしてみて、はじめてスクラッチしだします。そこで気づくことはとても多いです。たとえばループのさせ方も条件分岐も、さまざまですので。

話は大きく脱線しましたが、採譜したり、わかっているつもりのモノでも楽譜に書いてみたり、何気なく弾いているコード進行を、実際に構成音を五線譜に書いてみると「つながり」がむき出しになって可視化されたり、得られるものはたくさんあると思いますので、楽譜が苦手なギタリスト諸兄も是非、チャレンジすると世界が広がるのではないでしょうか。

…えーと、なんの話やったっけ?

あ、そうそう。そういうわけで、22日のライヴ、みなさん是非遊びに来てくださいねー!

んがんぐ。

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