Guitar World誌の記事を見てぶっとびました。
フロイド・ローズ(Floyd Rose)といえば、言わずと知れたロッキング・トレモロ・システムの雄。
私の使っているIbanezのJEMに搭載のPro EDGEトレモロも、フロイド・ローズ・ライセンスのもの。1980年代の登場時より、材質・精度などがどんどん改善され、いわゆるヘア・メタル界隈だけでなく、激しいアーミングを行っても、チューニングの狂いにくいシステムとして認知されてきました。
しかし、今回発表された「Rail Tail」は、その代名詞ともいえるロッキング・トレモロ・システムではなく、ストラトタイプのギターに、無改造で取り付けられる新しいデバイス。
ストラトのシンクロナイズド・トレモロ・ユニットを、無改造で置き換えることができ、土台が1枚のプレートではなく、ヒンジも含めた高精度な(コンピュータでデザインされた、とあります)ジョイント部を持つ「レール」を介して構成されているようです。
弦は、ボールエンドが金属のブロックの中に深く埋め込まれた状態になり、内部にテーパーがついてて接点も大きくとれているようです。
これらの特長により、サスティンとトーンを得ることができるとのことです。
アジャストのための可動域も大きくとられているようで、オクターヴピッチやイントネーションの調整も追い込めそうな構造。
一言でいうと、欲しいですね。使ってみたいです。上記YouTubeのサウンドトラックにそれらしい音が聴こえますが、かなりシンクロナイズド・トレモロの「あの音」ですね。ロッキングタイプでは出ない音。
詳しくはこちら→Floyd Rose Releases Rail Tail Non-Locking Tremolo – GUITAR WORLD