[朗報] BOSS GT-1のゴム足は意外と外しやすい

BOSS GT-1のゴム足は意外と外しやすい
出オチというか、タイトルそのままの内容なのですが。
BOSS GT-1のゴム足は、BOSS製品のイメージに反して、
外しやすいのです。

「それがどないしてん」と思われる向きもございましょうが、
なにが朗報なのかお話させてください。

さて、昨今のギタリストの足元を拝見させていただきますと
BOSS GT-1000や、LINE6 HELIXなどの、マルチエフェクター
(プリアンプを含め「ギタープロセッサー」という表現もありますね)と
コンパクト・エフェクターを組み合わせる方がけっこう多いですね。

私BabySnake自身も、長年この流れで、古くはzoom4040、
BOSS GT-10などにコンパクトを組み合わせてきました。

で、足元といえば、私は歌も歌いまして、ヴォーカルでもルーパーを
使ったりします。さらにアコギとエレキ、オケのポン出しや、
場合によってはシンセ音源を手弾きしたりと、とにかく大荷物に
なってしまい、移動やセッティングでメゲてしまいがちです。

そこで最近はBOSS GT-1と、手持ちのなんやかんやを組み合わせる、
それもできるだけGT-1のなかで完結させたい!という方向で
機材を組んでおります。

つか、GT-1素晴らしいですよ。小型で高機能、音質も申し分なし。
大好きGT-1です。

わたくし、ギターの腕前はたいしたことありませんが
安価な機材を徹底的にしゃぶりつくすことにかけては
相当自身がありますので、GT-1もどんどん掘って
いきたいと思っています。

そのBOSS GT-1に限らず、機材を足元のボードに組み込む際、
だいたいの場合はベルクロテープ、いわゆるマジックテープ、
正確には「面ファスナー」というのでしょうか、つまりそのアレです(笑)
を介して土台に固定するのが定石なのです。

大多数の「エフェクターボード」「エフェクターケース」として売られている
商品は、底面内部が全面ベルクロの♀になっているアタッシュケース状の
ものなので、上記の方法がデファクトスタンダードとなっています。

(ものによっては、ボルトとグリップでクランプして固定するものなどもあります)

多くのBOSSエフェクターと同様にGT-1にも、しっかりしたゴム足が
ついており、本体にベルクロを貼っても、ゴム足の高さがあるので、
きっちりくっついてくれません。

fig1

ところが、一般的なBOSSのコンパクト・エフェクターやマルチエフェクターの
ゴム足とくらべ、GT-1はゴム足自体がそこまで強固に粘着されていません。
強度としては「ナイスタック」程度と言ってもよいでしょう。

イマイチわかりにくい写真ですいません。

これは、あながち廉価な製品だから、というわけではなく、本体がきわめて
軽量である、ということからではないかと思っています。だって、BOSS製品の
ゴム足に対する気合いって、他社製品にくらべてもホントにすごいですから。

なので、今回はサクッとゴム足をはがして、ベルクロ(♂)を形状にあわせて切って貼り付けました。


私はベルクロテープは、ドリームコーポレーション社製「バリットくん 強力タイプ」を
使っています。マジックテープのパワーもいいですが、背面の「のり」もイイ感じに
強力で、エフェクターボードを立てて置いていても、エフェクターが落ちてきません。
(私のやり方で、の範囲です。貼り方にもよるので保証の限りではありませんが)

BOSSのコンパクトエフェクターの場合は、本体からゴム足をひっぺがすのは
あきらめまして、PROVIDENCE LE-EBP という、BOSSコン用の底板を付け替えて
ベルクロを貼って使用しております。

前述のとおり、BOSSのコンパクトエフェクターには、かなりヘヴィなゴム足が
ついているため、底板を付け替えると、そこそこ軽量化にもなります。

ただし、くれぐれも、GT-1やBOSSコンパクトエフェクターのどちらも、
ゴム足をとったり、底板を交換すると、これは私的な改造になってしまうので、
保証が切れてしまう可能性があります。
私自身はそれを覚悟でカスタマイズしておりますが、
もしご自身でおこなう際は自己責任で、ということをお願いします。

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