この、通信がとれなくなるところ、管制官の呼びかけ「Can you hear me Major Tom?」の「hear」とメイジャー・トムの嘆息「Here am I floating round my tin can..」の「here」をひっかけて、シーンがオーバーラップする歌詞がとても好きです。
管制官の「Ground control to Major Tom:Your circuit’s dead, there’s something wrong..」という呼びかけとところが「D7(Key=Gのドミナント)-C onG(Key=Gのサブドミナント)-G(Key=Gのトニック→Key=Cのドミナント)」と、着地感のない、どこか寒々としたコード進行、つかKey=GにおけるV-IV-Iという、西洋音楽での禁則 V-IV を踏んだ表現、いわばブルーズですね。になっていき、これまたFmaj7という、よくJ-POPの曲のサビの頭で使われるサブドミナントコード、すなわち「場面転換」の和音が出てくるという、音の演出が心憎いです。
サウンド的にはハモンドが結構フィーチャーされて、テンポも早くなっていますが(って、こっちが元か)、間奏のフルートなど、なんか Manfred Mann というかアートロック調のアレンジと、歌い方もファルセットっぽくて、これはこれで素晴らしく、完全な世界観があるなぁと思うのですが、なんだよこのヴィジュアル…トンボメガネ…説明的なTシャツ…
1. Space Oddity (David Bowie)
2. 時間地図 (Original)
3. Crescent-Moonrise (Original)
4. Time After Time (Cyndi Lauper)
5. Hard Luck Woman (KISS)
6. 風の唄 (Original)
7. Sailing Ships (Whitesnake)
8. Born To Be Wild (Steppenwolf)
9. Happy Birthday (Original)
まずは、いつもの編成にて、どアタマは、祝・復活!ということで David Bowie から開始。オリジナル曲を多めに加えながら、今回は残念ながら誕生日のお客さんはおられず(まぁ、そうそう居ないだろうよそりゃあ)歌詞にお名前入れての演奏ではなかった 「Happy Birthday」でシメまして、1ステおわり。はじめてご来場されるお客さんも、とても熱心に聴いていただき、感激…。
2nd Stage
(BabySnake E.G/A.G/Vocal + ケイイチロウ Cajon/Vocal + Tommy K Keyboard/Vocal トリオ編成)
Photo by @_Kyota_
1. Lady Madonna (The Beatles)
2. Three Of A Perfect Pair (King Crimson)
3. Presence Of the Lord (Eric Clapton / Derek And the Dominos)
4. Layla (Eric Clapton / Derek And the Dominos)
5. Rainmaker (Original)
6. We Can Work It Out (The Beatles)
7. 方舟はおちた (Original)
8. Get Back (The Beatles)
まずは「Lady Madonna」で重厚かつファンキーなピアノ!そしてその次は、King Crimson の 「Three Of A Perfect Pair」 にて、フリップパートを担当していただきました!これが、なんとも演奏している方としては、音の粒々がぴったり合った感じがキモチいいのです。いつもアコギのみで、ソロで演奏することが多いのですが、今回はケイイチロウ氏のカホンが強力にクリムゾン風味を強調してくれました。
さらには、クラプトン祭り!(珍しい)わたくし、個人的にものすごくドミノスが好きでして、M3 「Presence Of the Lord」は、本来は Blind Faith の曲で、ヴォーカルもスティーヴ・ウィンウッドさんによるものなのですが、今回は Derek And the Dominos のフィルモア・ライヴ版で演奏しました。そして引き続き「レイラ」!!いやー、学生のころに演劇で使ったことのある、個人的に思い入れのムチャクチャ強い曲ですが、名曲です。
1. Toby (Original)
2. 21日目のハツカネズミ (Original)
3. Danger Zone (Kenny Loggins)
4. 8月の長い夜 (TM Network)
5. More Than Words (Extreme)
6. Born To Be My Baby (Bon Jovi)
7. チェリー (スピッツ)
8. ウルトラ・ニッカ・ポッカ (Original)