タバコは吸いませんが

タバコアンプ

タバコアンプはひとつ持っています。
www.smokeyamps.com/

正しくはスモーキーアンプ。僕の持っているやつ、コレは2代目で、なんか無茶苦茶ハイゲイン。
ヴォリューム、トーンはおろか、パワー(電源オン・オフ)スイッチもついていなくて、とにかくケーブルをプラグインしたらギャンギャン鳴る!手元ヴォリュームおよびトーンでのみコントロール可能。

なんか非常に極端なデバイスのようだけど、外部スピーカーアウトがついていて、4×12(8Ω)のマーシャルのキャビにつないで音出したら、ものすごくカッコいい音がする。かといって、いつどこでそのコンビネーションで使えばいいのかは今の僕にはよくわからない代物。

宣伝にはZZ Topがレコーディングで使った等書いてあるから、でかいスピーカーで鳴らして録ったのでしょうね。

独特のトーンが好きで、練習に使ったりします。ハイゲインのものというのは、とてもコントロールが難しいので、そうやって手元ヴォリュームとか、タッチでコントロールする練習にはとてもイイです。ビリビリのハイゲインサウンドから、かなり繊細な表現まで可能です。大きさは本当にタバコの箱なのに。

タバコアンプ:裏面

裏面はこのように(画像クリックで大きくなります)
注意書きが面白い♪

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オイリー

つい先日、Guinessスタウトと、Bassペールエールを同時に飲みたいという激しい発作に見まわれ、普段ならばそういう時はそのままHUBとかに駆け込むのですが、なにぶんここんとこ経済状況が危機的でありますので、躊躇といいますか逡巡と言いますかまぁそういうものが頭をよぎったわけなんですが、次の瞬間なぜか平行に走っていた別の回路に思考がつながり、新じゃが3個を亀の子だわしで洗い、川のままくし形に切り水にさらし、財布を握って部屋を飛び出したのです。

要はフレンチフライポテトを作って、あとは鶏の唐揚げを自作して、レモン果汁などをふってビールをあおれば原価を抑えてかつスゲーリッチなきぶんやんけ、と、主に鼻呼吸でスーパーに駆け込んだところ、鮮魚コーナーにて「あぶらかれい」が半額。目撃した瞬間目が逆上し、みずからの思考の欠落に愕然とする。スタウト+ペールエールやったら、鶏とちゃうやろ(鶏もあるけどな)と、面舵いっぱい。突然もくろみは「フィッシュ n’ チップス」になり、もちろんその場でビールたちは贖われ、調理の首尾も上場、非常にリッチな夜を過ごしたのでありますが。

ここからが今日のおはなし。

揚げ物の際に、わたくしあまり大量の油を使いません。小ぶりの中華鍋を使っているせいもありますが、まぁ癖です。なので、いつも残った油は中華鍋にほったらかし、そのまま炒めものとかにちょびちょびへつって使い切る作戦にしております。いちおう「固めるテンプル」は所持しているのですが。

で、今日はその残りの油の入った中華鍋がすごく使いたい感じだったのです。うーん、ちょうどいい空き瓶とかないしなぁ、空いた器に入れてもなんだかなぁ…と、鍋を見つめながら、そういや3年ほど前に買ったオイルストッカーがあったなと、シンク下の棚を見たところ、あった、あった。見事に発見。で、フタを開けたら、う…。これまた3年前に一度使ったっきりで忘れ去られていた油…在中…。そして、それはなんというかものすごくどういったらいいか、「時計じかけのオレンジ」的に、とてもとてもディストピアな、あのその重油っぽいスメルで一瞬で胸焼けだったのです。うう、まずコレどうにかしなきゃいけねぇ。

ということでその、使用済みをさらに月日をかけてダメにしてしまった「メタ廃油」を小鍋にあけ、とりあえず再加熱して「固めるテンプル」を溶かしこみ、すなわち冷却し、鍋よりはがしとり廃棄、という作業になったのですが、テンプルをケチってしまい、なんというかゆるい油粘土みたいになってしまい、これまた鍋からのリムーヴが激しく困難…結局、スプーンやスキージ、反古紙などを総動員して廃棄・清掃。

ようやく、中華鍋を使って腕をふるうことができました。

今日という日、今、こうやって他愛もないこと書くことができ、日常すぎる日常を、普通にすごすことができることに深く感謝。
2年前の今日、東北・関東大震災で被災された皆様へ、改めて心よりお見舞いを申し上げます。
そして、今日までの2年間、東北の方々のド根性に仰天させられ、自分にもできることはないか、今も模索中です。
これから、3年目に入ります。

願わくば、明日という日が「明るい未来」そのものでありますように。明るい未来が明日きますように。

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[御礼] ご来場ありがとうございました!

2013-01-29 Live at RockyTop GINZA

photo by YUTA 2013 (クリックで拡大します)


昨日は、銀座RockyTopにてライヴでございました。
ご来場の皆様、たいへんありがとうございました!

今回は、また原点というか、「アコースティックギターの弾き語りスタイル+カホンによるリズム」という編成で、ギターも、ハコの卓でかけてもらう残響以外は、ノン・エフェクト!エレアコのケツからDIに直結状態の演奏で24曲、かき鳴らしの、がなりーの、でした。

当日の演奏曲目は以下のとおり…

1st Stage
1. Born To Be Wild (Steppenwolf)
2. 時間地図 (Original)
3. White Room (Cream)
4. More Than Words (Extreme)
5. Space Oddity (David Bowie)
6. 方舟は堕ちた (Original)
7. Time After Time (Cyndi Lauper)
8. 初恋 (村下孝蔵)

2nd Stage
1. Born To Be My Baby (Bon Jovi)
2. Crescent-Moonrise (Original)
3. A Hard Day’s Night (The Beatles)
4. Scarborough Fair (Simon & Garfunkel)
5. 風の唄 (Original)
6. Hard Luck Woman (KISS)
7. Radio Ga Ga (Queen)
8. やさしさに包まれたなら (荒井由実)

3rd Stage
1. ウルトラ・ニッカ・ポッカ (Original)
2. Happy Birthday (Original)
3. Sweet Child O’ Mine (Guns N’ Roses)
4. To Be With You (Mr. BIG)
5. Sailing Ships (Whitesnake)
6. Rainmaker (Original)
7. Helter Skelter (The Beatles)
8. 銀河鉄道999 (ゴダイゴ)

やはりなんだか、わたくしの青春の曲とかが多い感じですが、そこがラジオ・ベビスネ!皆で楽しむところに主眼がございます。
毎回、曲が入れ替わったり、同じ曲でもアレンジを大幅に変更してお送りしたり、色々毎回違った感じで楽しんでいただけるように工夫しておりますですはい。

次回(3/28)はまた、アレやコレや…あと新曲オリジナルもご用意して(と、ここに書いて自分のケツに火を点けるのです)皆様のご来場をお待ちしております!

2013-01-29 Live at RockyTop GINZA-2

photo by YUTA 2013 (クリックで拡大します)

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2点ほど追記(ミシン目が作れるパンチ)

前回のエントリで「フンガー!自分もペリペリしたいぜー!」と思われた同類のお方あるいは、興味を持たれた方へ、2点ばかり注意事項を。

このパンチ、とても魅力的なのですが、ひとつ問題が。それは、「穴をあけたパンチくずを受ける機構がない」という点。
これは愛用するLIHIT Labのツイストリングノート用パンチ(www.lihit-lab.com/products/catalog/P-1600.html)と同様の問題なのですが、とにかく考えなしにパンチしまくると(私のことですが)そこらへんが細かーい紙くずだらけになります!

このようにパンチくずがダダ漏れです。

なので、必ずなにかこういう、パンチされる紙の色とコントラストのある下敷きをしいてから作業するのがおすすめです。
しかもこのパンチくず、細かいせいか、静電気とかを簡単に含む感じでこのあと捨てるのもとてもめんどくさいので、これは、パンチ機構のウラにペットボトルのフタなどをセロテープなんかで貼り付けてDIYしてしまったほうが手軽で良いのではないだろうかと思います。(私はやったことないですが)

裏はこうなっております。

裏はこうなっている。

あと、もう1点。MUJIにはこの「切り取り線が作れるパンチ」以外にも非常に魅力的なパンチが並んでいます。

パンチのラインナップ
↑クリックすると拡大します。

普通の紙のコーナーを角Rにしてくれる、CSS3みたいなパンチとか、インデックスを作ることができるパンチとか、なにやら強烈にそそられるものばかりであります。なので全部買ってしまう可能性のあるデンジャラスな区域であることをあらかじめ確認してからMUJIへはお出かけください。

ということでしたー。

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心うばわれるモメント

※このエントリの内容は追記があります。全部読んだらそちらもどうぞ!

ベビスネライヴは、今週火曜日、銀座ロッキートップですよー。

で、今回はまた音楽のハナシではないエントリで恐縮ですが、正月に衝動買いしてしまった愛しいモノを紹介したいのです。

それは、コレ。

MUJIの「切り取り線が作れるパンチ」

高校生の時に使っていた手帳で、ページの端をミシン目で切り取ると、最新ページがすぐに開けるもの、というのがすごく好きで、現在においても「しおり」やブックダーツよりも、カレントページにたどり着くにはその手法がしっくりくるのですが、わたくし、手帳はMoleskineのPocketを愛用しておりまして、すなわち、Moleskineのラインナップにはそういうのは存在しておらず、そこは自力救済というか実装というか、これまではただ単に当該箇所を指でブッちぎって代用していたわけなんですが。

自力でブッちぎりの軌跡

なんというか、ええ、確かに機能しています。不満、別にございません。ええ、おっしゃる通り。

「これでええやん」

何度も色々な方々からそう言われ続けてはいたんですが、なんか、ですよ。なんとなく、はい、釈然としないというか、ああ、ミシン目…ついてたらいいのになぁ…と、そればかり考えて眠れぬ夜もあったわけです。

ここで、余談ながら、わたくし非常にミシン目というか、ああいうペリペリペリ…っていうの、好きなんです、すごく、もう。ちょっとフェティッシュなくらいに。

たとえば、小学校の時とか、「予防接種の問診票」とかは、一冊の背中がノリでとじてあって、先生がそれを配る時は何枚かをビリっとかたまりで冊子から外し、座席の前の列の人から順に一枚ずつそれをはがし、残りを後ろの席にまわし、後ろの席の人はまた同様に…という、ホームルームの静かなる儀式、みたいなのがありまして、わたくし、その時、なんかいつも静かに興奮しておりました。

アレは「一枚しかはがして取ってはいけない」という制限がまた色々掻き立てたのでありましょうか。

同様のものに「原稿用紙」というものもありまして、なにかの感想文であるとか、作文の課題が出されるごとに、件の問診票と同様の静かなる儀式アハン、というものが繰り返され、そのたびに穏やかに悶絶するビザールな少年だったわけですわたくし。

かといって、では買ってきたレポート用紙やコ◯ヨの領収書などの綴じられた冊子を一枚残らずベロベロのペラッペラにはがしまくって解体するヘキをお持ち、というわけではなくて、そういうものに対しては意外とドライで、むしろ上記のようなセダクションに駆られない事が多いです。

んで、どちらかというと、アレです。例の(なにが)「自宅のインクジェットプリンタで名刺がつくれますよ用紙」の、あのミシン目が個人的にはたまらんです。ハイ。

アレって、モノによってはすごく微細なミシン目がついていて、なんというか、折り曲げただけで「ペキッ」と腰が砕け、その後独特の「ちぎり感」というかヘンな手応えで分離していき、まことにマニア心をくすぐるシロモノなのですが、あれこそ、レポート用紙とか以上に、はがして(分離させて)しまっては、その後の用途にまったくたえないという、価値の不可逆性の極地に鎮座しており、まぁそのあたりの「やってはいけません」感がいろいろ刺激的なのでもありましょう。

…と、変態ばなしに脱線してしまいましたが。

冒頭にもどります。

そう、このお正月、弟とぶらぶらしていた時に見つけてしまったのです。MUJIの「切り取り線が作れるパンチ」。
MUJIの商品名ってフレンチのメニューみたいッスね、今おもったけど。

要はそうなんですよ、ないところに付け加える。そう、ないなら付ければいい。私の大好きなDIY、そしてカスタマイズ。わたしだけの(でもないけど)Moleskineにしてしまおう!なのです。

よくわからん方は下記の画像を

パンチしてみたところ

どうだどうだどうだどうだ!フンガー!

と、鼻息が荒くなってしまうコーフンの正月だったわけです。さらに副作用というか、この「パンチを空ける」という作業も、その「プチッ」とした手応え的になんというか、ミシン目の「ペリペリ」というものと同様の官能的なものがあり、またたく間に全ページをパンチ完了してしまいましてこのド変態。

それからというもの、お気に入りの手帳のページ端を、不規則なカタチにブッちぎることなく、キモチよくミシン目をペリペリしながらノートブックを使っている2013年であることよ、という塩梅であります。

パンチしてできたミシン目でページの端を切り取った様子

ああ、またなんか重要な事を不用意にカムアウトしてしまった気がするけれども、それ以上にこういった気の利いたガジェットを見つけたり、その使用感にひたったりする時は幸せなのであります。

※このエントリの内容は追記があります。全部読んだらそちらもどうぞ!

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