昨日、最終リハでした!

ロッキートップでのライヴが明日にせまっております。

今回は、エレクトリックを多用(半分くらい?)することになり、いつもとはまた違った気合がはいっております。

reh 13-03-26

写真は、我が愛器 Ibanez JEM777DY と、オールインワンのギタープロセッサ BOSS GT-10でございます。

本当は自分の Marshall と SansAMP GT-2、チューブスクリーマー。あとは MorleyのBad Horsie WAH があればベストなのですが、僕のマーシャル君は、歴代のなかでもきわめて重い(そして音がデカい)モデルで、盆と正月くらいにしか持ち出したくない…。って、あかんギタリストですな…。

んで、このGT-10、アンプモデリングがかなり秀逸だし、簡易的なものですがエレアコ用のアコースティックシミュレーターも搭載していて、けっこうどんな現場でも速攻で役だってくれます。専用機には敵いませんが、ルーパーも搭載していて、なんたって1台でほとんどをカバーできるのが、どこでもすぐに飲んじゃう電車移動がメインのギタリストには感涙モノです。

特にマルチアウトプットセレクタ(ラインだとか、アンプのセンド/リターンだとか、出力先のデバイスによる音質切り替え)がついていたり、本当に実用に即した設計がウレシイ…。

基本的にMatchlessかMarshallの二択しか頭にない僕が、いろんなアンプの音を勉強できたのもこいつのおかげです。

さぁ、明日はこの便利くんを通して、エレアコもエレクトリックも、大暴れしてくれることでありましょう。

ではでは、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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Google Calendarと手をつなぎ明日に向かって

ライヴ本番まであと数日であり、しかも早く寝て明日のリハに備えねばならに中、かような音楽とはホントに関係ない話題を発射することをまことに遺憾に思いながらですが…。

Gmailをお使いのみなさん、アカウントの二段階認証、設定してますか?

ここんとこGmailのアカウント、けっこう簡単に乗っ取られてしまったりして、色々と物騒な世の中になっていますので、用心にこしたことはありません。定期的なパスワードの変更とあわせて、二段階認証も設定しておきましょう。

ということで、わたくし、先日よろこび勇んで設定したら、なんだかプチおかしい。いつも予定は、仕事場や自宅であれば、MacやPCからブラウザベースのGoogle Calendar、出先ではiPhoneのデフォルトカレンダーアプリとGoogle Calendarを同期させているので、それで参照および追加していたのですが、どうも…おかしい…。iPhoneからカレンダーが見れなくなっております。あわや「詰んだおれのスケジュール管理スキーム」と落胆していたのですが、それも再設定してやることで難なく同期できるようになっておりました。

せっかくなので、その落胆からの回復プロセスをシェアしたいと思います。とはいえ、人様の情報を横流しするだけですが。ええ、人のフンドシがよく似合いますとも。

ともあれ、いちど設定しておけば、あとはセキュアで便利なスケジュール管理法だとおもいますよー。

1. まずはiOSのカレンダーとGoogle Calendarを同期させる方法(もはやコレなしでは生きていけない)
www.appbank.net/2011/07/28/iphone-news/279270.php

2. 二段階認証であぼんしたアカウントをいったん消して再設定するやり方(二段階認証をいちど設定したことのある人なら簡単です)
merrybiz.jp/blog/2-step-verification-for-iphone/

以上を組み合わせる感じですー。

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次のライヴは来週木曜日 3/28 銀座ロッキートップさんです!

[チラシ] BabySnake+ケイイチロウ ライブ 2013-03-28 B5

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ゴマすり半生記

またしても音楽とはかけ離れた内容のエントリになることをあらかじめお詫びしておきます。

わたくしBabySnakeは、パスタマシンを所有しており、たまに中華麺などを作成したりします。
その時に、かかる手間に倍する愉悦を与えてくれるメニューに、自家製麺による担々麺、というのがございまして。

その際、非常に大量に消費されるもののなかに「練りゴマ」というものがあります。ゴマがドロドロのペースト状になり、なんというかピーナッツバターのような体をなしたものであります。中華料理の食材としてカルディなどで売っています。

これがなんとも、なんというか、ちょっと割高感があるのですよね。(メーカーさんごめんなさい。クォリティは尊重しております)

そこで、というか、まぁこれは本当にわたくしの趣味みたいなものなのですが、この練りゴマ、自分で作ってしまおうと。

そうなのです、わたくしはゴマを擂る(調理では「ゴマをあたる」と言いますね)のがなんというか、とても大好きなのであります。

……ということで、以下、またしても変態めいたお話が続きます。

取りい出したるは、100円ショップ他で売ってある「いりゴマ」

いりゴマ
は、半端でごめんなさい…。

そして、使用するツールは、以前親類からもらった、オランダはPHILLIPS社製の小さなフードプロセッサ(フードチョッパーと書いてある:10年以上カレーとかに使っているがヘタる気配なし。素晴らしい!)、と「すりばち」と「すりこぎ」そして「スキージ(へら)」。恥ずかしながらわたくしの場合はフードプロセッサ以外のツールもすべて100円ショップで入手したもの…。

そして驚異wのその製法は…

まずは、いりゴマをフードプロセッサの容器に入れ

いりゴマをフードプロセッサにセット

刃とモーターをセット。

ゴマをプロセッサ

びゅいーん!

すります。

第一段階終了。

第一段階終了

すり鉢に移して、すりはじめます。

すり鉢にイン

実は、この段階(フードプロセッサで挽いてしまう)でも中華用のあたりごまを作ることができます。実はそのほうが実用的だと思います。

こちらで紹介されています→芝麻醤の作り方/レシピ : 中華のツボ! 玲舫’s ぶろぐ

が!わたくしにはこの続きがございまして…。
まぁとにかく、あとは、すりこぎを用い、ただひたすら『摺る』だけ。
はい、なんというか、好きなんです。この作業がッ!

すりこ木でする

「ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ…」

ごりごり摺る

さらにゴリゴリゴリゴリ。
おお、なんかゴマから油分が染み出してきて、「しっとり→ねっちょり」に変化してきている…。
わはは、おもろー!

けっこうなめらかに

ゴリゴリゴリゴリガリゴリゴリゴリガリ…
うーん、なんだかペッタリしてきて、徐々にペーストになってきているではないかッ!!
まぁ、実はこのあたりでかなり腕がだるいのですがね。チカラの入れ具合というか、容器(すり鉢)の形状や大きさで、なかなか固定もむずかしいので、けっこう変なところに集中的にりきみが生じるので、これはこれでけっこう厳しいのですよ。
しかしもう、このあたりまで来るとホントに面白くてやめらんなくなってます。

どろどろ

ゴリゴリペタペタゴリゴリゴリペタゴリ…はぁはぁ。いてててて(腕)
だんだんと、油分でツヤが出てきております。こういうふうに真ん中にまとまってダンゴになっちゃうので、これを伸ばしたりまとめたりを繰り返しながら、ひたすらすり鉢の斜面に、すり付ける!うひひー!

完成!

ということで、このあたりまでなめらかになったところで、スリスリ完了!!
腕がなんかおかしいですが、おつかれっしたー!!
あー、いい汗かいた…。

ツールと敵

が、ここからがさらにプチ難関であります。
すり鉢の「溝」にたまったゴマですが…。これらを楊枝を複数グリップしたもので掻き出します!
もっと束ねて、輪ゴムで止めてもいいのですが、そんなに気合い入れなくても問題なく採掘できます。

採掘量パネー

そして、おもむろに溝をガリカリガリ…
そうなんです、この小さく細い溝の中、実は相当なトルクにてゴマが圧縮されて詰まっているので、掻き出すと予想以上の採掘量になってしまいます。けっこうおどろくほどたくさん出るわ出るわ…作業はメンドクサイですが、無視できない分量です。

採掘完了

採れたー!!!うぉおをををを!!!

ツールたち

そして、スキージでもってキレイに、すりこぎに付着したものも回収します…。
スキージ、キッチンにひとつあると、非常に便利ですよ〜。

全体的な生成量

さぁ、今回はたぶん約100グラムくらいの、いりゴマから、こんだけの練りゴマが生成できました!
サイズがわかりやすいので、同じ担々麺の友、山椒の粉と記念撮影!

こうやって作った練りゴマ、もちろん担々麺にばんばん使えますし、簡単にゴマだれが作れます。
青菜のゴマ和えなどに入れても、ものすごく濃厚でリッチなのができます。
あとオススメなのは、マヨネーズと混ぜてゴママヨ。味噌とまぜて、野菜のホイル焼きなんかに使うと悶絶です。牛肉ステーキを食うときに(そんな機会が滅多とあるかどうかというのはr)味噌・梅肉・みりん・醤油と混ぜたソースが素晴らしいです。

そしてもちろん、味わってもたいへんに美味ですが、ソレ以上に、なんか、この、この!このプロセス!

粒であったゴマが、ゴリゴリとすり潰されて、「え〜?わりとドライな感じやったやんなぁ自分」みたいなアレから濃厚な油分が染み出し、なんとペーストになってしまう、このダイナミックな感じが本当にッ!

すりこぎを伝うすり鉢の「溝」のヴァイブレーションが、心を震わせます。まさにグルーヴ(溝)!

日頃味わえない、フィジカルかつ独特な体験。目の前で繰り広げられるメタモルフォセス。

これはネットでもそのほかのメディアでも味わうことのできない、ひとつの「参加型食材エンタテインメント」の金字塔であると主張したい!

若者よ、書を捨ててゴマをすろう!

…などとアホなことを言いながら、深夜むくりと起きだして、今夜も地球のどこかで僕はゴマをすっているのです…うふふ…。


つか、アマゾンって、こんなのも売ってるんだ…。

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とても必須なガジェット

もちろん、「ガジェット」なるテイのものではないのですが、多少なりとも演奏家としてお金もらっている身として、必須のお道具、それはメトロノーム

ちょっとした指練習も、がっちょりスケール練習や、難しいシーケンスフレーズをゆっくりから始めて、忍者ハットリくん式に練習するときも、それこそ文字通り雨の日も雪の日も、メトロノームで練習しています。

で、大学入学当初くらいに意を決して購入したのがこれ。

20130316-234737.jpg

BOSSの、ドクタービートの前の型のやつ。

元々は、ビニール製のケースに入っていたのだけど、経年劣化でバラけてしまい、いまは誇らしげにハダカで我が部屋に君臨している状態。

なんか、「どうにも昔の音楽機材」という色とカタチですが、でもなんかこのスジボリ(笑)の感じとか、Macintosh IIciとか、フロッグデザイン社がやってたころのMacっぽく…はないですかね…。とにかく僕にはとてもかわいい。

が、これ、音量はあるし、操作性も良いのだけど、いかんせんデカく、可搬性に関しては、とかく大荷物になりがちな私としてはいささか問題となる事が。

で、大阪でバンド活動していた20代のころ購入した、小さくてなかなか使えるメトロノーム。

20130316-235339.jpg

この子は、ドンカマの生みの親、KORG製であります。何故かしらんが、クラシック系の演奏家のお宅でもよく見かけます。どうやら人気の機種らしい。

うちのには、Slipknotの「アイオワ」のストラップがつけてあります。

とにかく、持論ですが、ことポピュラー音楽において、クリックにあわせてやらない練習は「Playing」であって「Practicing」ではない!と思っているところがありまして。

いや、勿論、ある程度まで上達したら、クリックを離れて表現を追い込むことは極めて重要ですが、やはりアンサンブルやグルーヴあってのものですので、そこからは逃れられないと思います。

テンポ自体が推移したり、変化させる事が表現のひとつであるクラシックの奏者の方でも、むしろメトロノームに合わせる練習は完璧です。メトロノームに合わせながら、タメとかツッコミをコントロールしているのを目の当たりにした時はずいぶんとぶっ飛びました。恐ろしく強固なパルスが根底にあるんでしょうね…

まぁ、これからも長い付き合いになると思いますよ、メトロノーム君たち。



ドクタービートの後継機はこんな感じ。


コルグのほうも、モデルチェンジしてますね。
安ぅ…。外見もかわいくなってる…。

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