最近のピック動向

ティアドロップまつり

爽やかに暑苦しい日々ですが、皆様おかわりありませんでしょうか。

当方は、昨夜さんざん「金縛り」に苛まれ、ロクに眠れませんでしたが、金縛りってアレ、脳みそがカーネルパニックを起こしているんでしょうか?BIOSがぶっ飛んでいるんでしょうか?わかっちゃいるけど、金縛られている間はオソロシイものであります。

さて、表題の件ですが、ここんとこ精力的に音源作成のためにアコギやらエレキギターやら、エレキベースやらを録音している次第なのでありますが、その際に使用しているピックのハナシなど。って、まぁまったく役に立たないお話なんですが。

ながらくJazzタイプ一択で来た(自分で発注したオリジナルのベビスネピックもそのカタチ)のですが、ここんとこ、アコースティック中心にやっていることもあり、プレイスタイルが、比較的ガッシャ、ガッシャとコードをかき鳴らす、あるいはチャカチャカといわゆるカッティング主体のプレイが多く、こざかしい演奏は主に指弾きでやるようなことが多くなってきまして、エレキギターで、リフやソロを中心に弾いていた時とは、ピックに求められるものも変化しているのを痛感しておりまして。って、まぁ浮気症なだけかもしれませんが。

で、録音・ライヴを通じてよく使っているのが、いわゆる「ティアドロップ・タイプ」のピックであります。

中でも、今いちばん調子いいのが上段右側の種類。材質はなんだろう。ウルテムっぽい硬化ナイロン、かな?PICKBOY製のティアドロップ+JazzIIIというか、ポール・ギルバートっぽいカタチのもの。3つあるうちの一番左のやつ(厚さ0.88mm)が、めっぽう削れていますが、これがいちばん今弾きやすいですね。特にアコギ。どんどん削れていっちゃいますが。

あと、先日のライヴで使ったのが下段の右からふたつ目の、Martin製のティアドロップ。これはたぶんセルロイド。ベビスネピックと同じ材質だと思います。あとはウルテム関係と、カーボン・ナイロン。ポリアセタールのものがないですね。ま、そのうちまた好みが変わるかもしれませんが。

で、特筆すべきが下段右端の、エコピック

ペットボトルを再生して作られたピックなのですが、ほかの何ともちがう、不思議な材質。けっこうウルテムに近いのですが、最大の特徴は、削れて減っていきにくいこと。弾き方もあるのでしょうが、他のピックにくらべて、なぜだろう、ってくらい減りません。案外、「削れて減っていくサウンド」(そんなもんがあるのかどうかは分かりませんが)もひとつの持ち味だとすると、そこから逆のベクトルで音に影響するんじゃないかと思ったりして、けっこう使っています。好みとしては、ちょっと削れたくらいのカタチが弾きやすいので、コレを人為的に削って、そのカタチにしてやれば、好みの弾き心地が長期間キープできるのでは、とか妄想しております。

というような、ホントにどうでもいいお話でした。

それではまた~

んがんぐ。

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