みなさま、新年あけまして…というのは、もうやりましたね、すいません。
はい、1/6に上野の森美術館でのコンサートを無事終了してまいりました!ご来場の皆様、大変ありがとうございました。
今回は、仕事初めの企業さんも多いなか、たくさんの方々にご来場いただき、大変嬉しく思っております。しかも、かなりの遠方からのお客様も多く、感謝感激!
さらに、わたくし個人的にゆかりの伊豆大島から、音楽仲間達が駆けつけてくれました!すごい!嬉しい!
今回は、アートと音楽のコラボレーションということで、いつもの「アルコールとのコラボレーション」とは、ひと味もふた味もちがった(あたりまえじゃ)ダイナミックな世界をお楽しみいただけたのではないでしょうか。
もとより、演っている当人たちが非常にコーフンしておりました!
では、当日演奏された曲目です。
▼13:00 <リコーダー、チェンバロ>
- W.バード: 女王のアルマン
- H.パーセル or クロフト: グラウンド ハ短調(チェンバロ・ソロ)
- N.マテイス: 組曲 ホ短調(原曲/ イ短調)
《ヴァイオリンの為のエア集第一巻 より》
プレリュード、アダージョ、アルマンド、サラバンド・アモローザ、ガヴォッタ、アリア・アレグラ、アンダメンテ・コン・インヴィタシオーネ・デル・バッソ、スカラムッチア
▼14:00 <リコーダー、チェンバロ>
- フィンガー: グラウンド
- G.コペラリオ: 組曲 第3番
《ヴァイオリン、バス・ヴィオールとオルガンのためのファンタジア-組曲より》
ファンタジア、アルマン、ガリアルド - 作曲者不詳: ダブリンで奏された『ブラック・ジョーク』(リコーダー・ソロ)
▼15:00 <リコーダー、チェンバロ、ギター>
- ヤコブ・ファン・エイク: 『ロバート王子のマスク』(リコーダー・ソロ)
- E.ジョンソン: ジョンソンさんのメドレー(チェンバロ・ソロ)
- M.ロック: 組曲 第3番 二調
《数人の友人のためのコンソートより》
ファンタジー、パヴァン、アリア、クーラント、アリア、クーラント、サラバンド - J.プレイフォード 編集/出版: 《ダンシング・マスターより 1651年初版》
「ヴァージン・クイーン〜ボビング・ジョー」「ポールの塔またはセント・ポール大聖堂の尖塔」「マスクまたはヘイキャンプへ〜ポールの波止場」
▼16:00 <リコーダー、チェンバロ、ギター>
- W.バード: 笛と太鼓
- P.フィリップス: アマリッリ麗しい(チェンバロ・ソロ)
- ヤコブ・ファン・エイク: 『イギリスの夜鳴鶯』(リコーダー・ソロ)
- H.パーセル: 組曲 第7番 二短調 アルマンド、ホーンパイプ(チェンバロ・ソロ)
- N.マテイス: パッサージョとグラウンド
- J.プレイフォード 編集/出版: 《ダンシング・マスターより 1651年初版》
「ルパート王子のマーチ」「寒い冬をぶっとばせ」「イタリアン ラント」「いかれたトム またはグレイズ・イン・マスク」「ダフネ」
と、なっております。わたくしは、15:00からの回と16:00からの回、計2ステージにて、プレイフォードの「ダンシング・マスター」と、W.バードの「笛と太鼓」に参加しました。
こういった古楽のアンサンブルにて、金属弦のアコースティックギターという、ガキガキのモダン楽器で演奏するのは非常にイロモノ的で、敬遠されるかもしれないなドキドキワクワク…と思っていたのですが、意外性がウケたのか、とても好評で、あたたかく受け入れていただけました。もとより、ダンシング・マスターという演目そのものの持つ、庶民性、生活に根ざした音楽という部分で、「いま、そこらへんにある親しまれている楽器で」という部分では、オーセンティックであるという判断からは離れたところで、ある意味肉薄しているのかもしれません。
さて、次回は1/16 ロッキートップです。こちらでは、ロックをぶちかまします。
年初ということで、ゲストプレイヤーもお招きしております。是非是非、みなさまご来場ください!